ヘアケアがとても大事なことは、髪の毛は一度傷ついてしまうと、もとに戻らないからです。例えば、転んで怪我をしてしまった場合に、肌に傷がついてしまいますよね。でも、人間の回復力のすごいところは、もとに戻ろうと作用が働き、よほどひどい傷ではない限りもとに戻ってしまいますよね。ところが髪の毛は死滅細胞なので、傷がついてしまった場合には、生え替わるか、あるいは、傷ついている部分をカットするしかありません。そのため、髪の毛を美しく維持するためには、日々のヘアケアは欠かせません。

では、一般的にヘアケアというと、日々のシャンプーによる洗髪をして汚れを落とすという方法がありますが、それ以外には日々髪の毛に栄養を与えるということがやはり必要です。そこで、毎日のヘアケアのお手入れにはどういうヘアケアがあるのかご案内します。

トリートメントの正しいやり方

まず、ヘアケアというとトリートメントをあげることができます。でも、ただ単にトリートメントをすればいいというわけではありません。まず、トリートメントは自分の髪に合うものを使うというのは当たり前のことですので、美容院で相談してみるようにしましょう。あとはトリートメントの正しい付け方をするということです。具体的には次の5つですので、正しいトリートメントを。
・シャンプー後、できるだけしっかり水気をとってください。
・トリートメントを適量で手にとったら、毛先から根本に向かってなじませていくようにしましょう。
・目の荒いクシでとかして、全体に均一になじませるようにしてください。
・トリートメントを髪に押し込むように、優しく握り込むようにしましょう。
・放置が必要であれば規定の時間通りに放置しましょう。

ドライヤーを正しく使おう

髪の毛を痛める原因の一つはドライヤーです。どうしてドライヤーを使うと髪の毛が痛むのかというと、毛先の乾かしすぎが原因です。正しいドライヤーの使い方としては、
・髪は必ず根本から乾かすようにしましょう。
・乾かす前にヘアオイルで毛先の保護するようにしてください。
・根本から乾かしたら、毛先はドライヤーの風の向きを意識して乾かすようにしましょう。
・最後は冷風で余熱を冷ましてあげてください。
などです。
このように丁寧にドライヤーを使うと、髪表面のキューティクルが整ってツヤツヤのキレイな健康的な髪になります。あと、大事なこととしては100%乾かしてしまうのではなく、感覚で構いませんので95%ほど乾いたかなあと思ったら、ドライヤーで乾かすのはやめてください。それはそこまで乾くと自然乾燥するからです。

UV(紫外線)ケア

紫外線はお肌の大敵ですが、実はお肌だけではなく髪の毛にも大敵です。実は髪に降り注ぐ紫外線量は肌の2〜5倍ほどと言われています。紫外線が髪の毛に実際にどのような影響があるのかご説明します。髪は肌と違って紫外線で色が変わったりはしないので意識が向きにくいのですが、紫外線が髪に当たると、毛髪内部で活性酸素が発生し、それが髪のパサつきにの原因となりますし、紫外線にはヘアカラーの色素を分解してしまうということもあります。そのため、紫外線対策として日焼け止めは外出する際に絶対にするようにしましょう。

食事について

髪の毛の健康対策は外部からする方法もありますが、内部からも対策を講じることが出来ます。それはもちろん食事です。美しい髪の毛を維持するためには、髪にいい食事をするようにしましょう。おすすめの栄養素は次のとおりです。
・タンパク質
・亜鉛
・ビタミンC
・ビオチン
特にここでいちばん大事なのは、タンパク質です。その理由は髪の毛は髪の原料だからです。つまり、髪の80%はタンパク質でできています。あとは、食事もバランスの良い食事を心がけるということは言うまでもありません。